自分の最後の過ごし方
って、身近なものとして考えたことはないんだけどね。
最近思ったこと。
私は、支援として訪問する他
「モニタリング」や「アセスメント」のため等、
ご本人の様子を確認したりするために訪問し、お話を伺うことがある。
「こういう風に最期を迎えたい」
「もう生きていたくないんだ」
「(あの世から)お迎えが来ない」など話される方も少なくない。
「そんなこと言わないでくださいよ」というのは簡単だ。
でも
高齢者や難病などの持病がある方にとって「死」は
私よりかなり身近なものだ。
実際、言われて言葉に詰まることも以前はあった。
「そんなこと言わないでくださいよ」と返事をして
「あなたには、わからない」と気分を損ねてしまう方もいた。
そんなことを繰り返し
簡単に励ましたり、否定したりしていいものではないと思うようになった。
ただただ、話を聴いてほしいだけの方もいるけど
返答の引き出しを増やす必要がある。
利用できる制度のこと、私が出来る支援のこと、相談機関、
どうして、そんな風に思うのか、どんなときに思うのか、体調が悪くて不安なのか
何かプランがあるのか等々・・・。
かける言葉も、まず
言葉として覚えて、その意味をしっかり考えて
自分の物にしなくてはならない。
じゃないと、一緒に考えることもできない。
ここで大切なのは「考えてあげる」ことじゃなくて
自分のことのように、考えることだと思う。
もう少し、上手に気持ちを受け止められるようになりたいな…