もち衛門のひとりごと

日常の事や仕事のことをつづってます

ペット

利用者さんには、言えないが


実はあまり動物が好きではない。


見る分には良いが、全く触りたいと思わないし


可愛いとも思わない。


利用者さん宅に、仕事で訪問するんだけど


利用者さんが高齢だと


そのお宅にいるペットも高齢らしく


オムツを常時つけていなくてはならない子、


動きが少ない子、癌を患っている子等等…


先日訪問したお宅のペットは


白内障で「眼が視えないんだよね」と


ご家族から教えてもらった。


そのせいなのか、移動範囲は限られており


やたらと匂いを嗅ぐ。鼻息も荒い(笑)


彼にとって、それが物事を判断する


大切な手段の1つなのだろう。


知らない人が自分のテリトリーに入ってくれば


彼にとっては大変なことだ。


なので黙って、匂いを嗅がせていた。


そのうち、危険はないと判断してもらえたのか


私が座っている隣に、くっついて座った。


何とも言えない気持ちになって


撫でてたら、くつろぎ始めた。


心から可愛いとも思うわけではないけど


何だか ほのぼのした気分になった。


利用者さんにとっても


穏やかな気持ちになれる存在なんだろう。


動物の年を聞いても、人間にしたら


何歳なのか分からないし、


平均寿命も


大人なのか 


子どもなのか知りようもないけど


飼い主の生きる理由の1つには


なるんだろうな。

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