もち衛門のひとりごと

日常の事や仕事のことをつづってます

揺れて当たり前

仕事柄、色々な方と合って話をする機会が多いです。
私は高齢で自宅で過ごす方の支援をすることが多いのでご本人の体力や判断力、生活機能の維持が何処まで出来ていて、何が大変なのか、今後どうしたいのかを
ご本人だけではなく、ご家族から見た状態の確認もできるだけ行います。


高齢の方々は、自分の過ごせる時間が多くないことをわかっている方が多く
「早く迎えに来てくれないかな」と口にします。
高齢の方には、そのことを考えるのは普通のことだったりします。
家族からすれば「そんな事言わないでよ」と何とも言えない気持ちになることも
ふつうのコトだと思います。


ここまでをふまえた上で


自分の親が以前より動けなくなって、ベッドで過ごす時間が増えてきた
出来ないことも増えて人の手を借りなくてはいけないことも出てきた
できるだけ、穏やかに余生を送ってほしいから子としては、できることはしてあげたい。
でも自分ができることは限られてるし、どうしていいかわからない。
逆に全てが嫌になるかもしれない。
新たな病気が見つかったけど、本人はまだ元気に動けていて
今まで通りに暮らしたいと希望しているけど、一人だから倒れてたらどうしよう等等。
まずはご本人の気持ちを訊いてみてください。
子が心配するより、ご本人は色々考えて覚悟を決めていることもあります。
本人の考えを訊いて納得がいかないこともあるかもしれませんが
ひとりで悶々と考えて、本人が全く望まないことをするより
考えもしていなかったことが見えてくることもあります。
福祉サービスも以前より色々あります、そういうのを使うのも悪いことじゃないです。
「そんなこと親に訊けない」というときは、ケアマネや親御さんに関わっている人に
訊いてみるのもいいかもしれません。
色々な葛藤があるのは当たり前だし、ふつうのコトです。一人で抱え込まないでください。


って格好良いこと言ってますが…義父にどうしたいか訊くのに私も時間がかかりました^^;
「何もしたくない、放っておいてほしい」的な返答だったと記憶しています。
色々なことを感じていただろうけど、多分本音は訊けていなかったと思います。
親不孝な嫁です。。。

×

非ログインユーザーとして返信する